THOMAS CAMPBELL

トーマス・キャンベル

世界的アーティストのトーマス・キャンベルは、独学で絵画、彫刻、写真、映画制作を学び、カリフォルニア州ボニードゥーンにあるスタジオを拠点に、世界中を飛び回りながら映像制作をしています。
彼の作品の多くは落書きとスクリプチャーを掛け合わせたもので、彼独有のボキャブラリーを使い、メッセージや逸話を作り出し、人間の本質を深く見出す作品です。動きを重視した彼の絵画には、絵の具の重なりと同様に数多くの意味が重なり合っています。一般的な彼の作品は数枚のパネルで構成され、広く表現主義的で強力な色彩、大胆なグラフィック、文字やテキストでの複雑な演出など、自由な発想に基づいて表現されています。彼の写真は、絵画における強烈さを取り入れながら、より抽象的な表現で構成されています。
トーマスは、ニューヨーク、パリ、東京、デンマーク、オランダ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、そして、モロッコで個展を開催しています。1999年に初の長編サーフ映画、「ザ・シードリング」を完成、2004年に2作目となる「スプラウト」、2009年春には3作目となる「ザ・プレゼント」を発表しています。
また、トーマスは、カリフォルニア州サンタクルーズを拠点とする小さな独立系レコードレーベル「Galaxia」のオーナーパートナー兼クリエティブディレクターを務め、トミー・ゲレロ、ボニー・プリンス・ビリー、ペギー・ハネウェル、ザ・ブラックハート・プロセッションといった現代アーティストの作品をリリースしています。Galaxiaは1993年に設立されています。トーマスは2013年にUM YEAH ARTSという本と音楽を創作する新しいプラットフォームをスタートさせています。


 

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